post-7040社員の成長を支援する キャリアコンサルティング

2024.08.01

社員の成長を支援する キャリアコンサルティング

社員一人一人の成長を支援し

社員が「この会社にいて成長できた」と成長の喜びを実感し

会社も「この人が頑張ってくれてよかった」と社員に対して感謝を持てる

WIN-WINの関係を構築できるキャリアコンサルティングは

人材の流動化が激しく

人手不足が叫ばれる今

更に重要になってきていると言えます

企業にキャリアコンサルティングが求められる背景にはどのようなことがあるのでしょうか?

 

【背景1】雇用環境の変化

終身雇用や年功序列制度といった従来の日本型雇用制度が変わりつつあることを背景に、社員が自らのキャリアについて考え、自律的にキャリア開発をおこなう必要性が高まっています。キャリアコンサルティングによって自己理解を深めることで、自身の適性や能力に合った仕事を主体的に開発していくことが期待できます。

 

【背景2】社員の成長を促進し企業発展に繋げる必要性

多くの社員が、物理的にも心理的にも幸せになりたいと考えています。また、容易に転職が叶う社会変化の中で、企業としても有能な社員の流出を防ぐことが重要な課題です。
そのような中、社員が「この会社で働けば、自分の個性を伸ばし能力も高まり物理的にも心理的にも豊かになる可能性がある。」と感じる職場環境を構築することが社員にとっても企業にとっても必要になってきています。

 

【背景3】個々のビジョンと企業の理念を擦り合わせる機会の創出

社員とのキャリアコンサルティングのなかで、社員のやりたいことを現在の組織や環境で実現できるようにサポートしたり、個々の価値観と企業理念が重なる部分を明らかにしたりすることは、社員の職務満足度とモチベーションの向上に大きく寄与します。仕事に対する意識が高まれば、社員の離職を防ぐとともに、定着率を向上させる効果が期待できます。

 

では、キャリアコンサルティングを行う上司は

どの様な観点で日常的な対話や面談を行うとよいのでしょうか?

キャリアコンサルティングを行う際の3つの柱をご紹介しますので参考になれば幸いです。

 

1 社員の自己理解を促す

社員が、自身の適性を理解するために、これまでの経歴や経験、資格やスキルなどを洗い出し、自己への理解を深める機会を意図的につくりましょう。上司との対話の中で、社員は、自身の強みや理想のワークスタイルから仕事への希望を明確にしたり、趣味や興味のあることなどから自身の能力や価値観を理解する機会を得るメリットがあります。対話や面談を通して、客観的に自分を見つめながら会社の中での自身のキャリアアップ像がより明確になることでパフォーマンスも向上していきます

 

2 環境分析

自己理解の一環ですが、キャリアコンサルティングでは、自分を取り巻く環境に何があるか、それにどう対処するか考えることも重要です。
職場や家庭の中で自分はどのような人間なのか、どう関係しているのかなどを客観的に考えることで、さらに自分にどのような働き方が合っているのかを考えます。客観的に自身の環境を分析することで現状のメリットと課題がより明確になり、メリットを享受しながら課題を解決していく力が醸成されていきます。

 

3 目標・目指すキャリアの設定

「自己理解」と「環境分析」から見えてきた自分像をもとに、この先のキャリアプランを構築します。どのような自分になりたいか、どんなことをやりたいかといった目標を立て、そのために必要なステップを優先度の高いものから組み込んでいきます。
これによって、自分の適性やライフスタイルとのバランスもとれたキャリアプランを作成できるようになる可能性が広がっていきます。

 

このように社員が自ら自身のキャリア(未来)を模索し行動を起こしていける環境を企業は意図的に構築する必要があります。
そのためには、社員との対話を増やし、話を聴き、未来を共に築くための関係性の構築が大切だと言えます。

キャリアコンサルティングを通して、企業と社員が、共に未来を見据え、共通の目的・目標に向けてチャレンジしていく企業が未来を切り開いていくのではないでしょうか。

社員の成長を支援する キャリアコンサルティング

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