【左脳】と【右脳】に働きかけるコミュニケーション法
ビジネスシーンでお客様や取引先、社内の上司・同僚・部下と
コミュニケーションをはかる時上手くいくととても嬉しいものですね。
逆に一生懸命プレゼンテーションしても、顧客に伝わらず取引が
成立しなかったり、会社の仲間に伝えたいことが上手く伝わらなかったり
すると気持ちも沈んでしまいます。
こちらの思いを相手に伝え、相手から理解してもらいビジネス上で
成果を上げるためには相手の脳にどのように働きかけるかを知ることが重要です。
こちらの思いだけを一方的に伝えても、相手の受け取り方を無視していては
伝わることは難しくなるでしょう。
相手がどのように感じるのか?
どのように思考するのか?
相手の感じ方や思考法を理解し、コミュニケーションをはかることで
上手く伝わる確率は高くなります。
今回は、相手の感じ方や思考の特性を
【左脳】と【右脳】の機能をもとに解説してみましょう。
【左脳】は言語や計算力、論理的思考を司る脳です。
それに対して
【右脳】はイメージ力や想像力ひらめきを司る脳だと言われています。
人により【左脳】優位な人や【右脳】優位な人がいますが、その特徴は次のようになります。
◯【左脳】優位な人の特徴
・論理的で冷静
・筋道立てて思考する
・客観的な分析能力がある
・デジタル派
・計算が得意
・几帳面
◯【右脳】優位な人の特徴
・感情表現が豊か
・感性重視
・人の気持ちを汲み取れる
・アナログ派
・感覚的
例えば、
【右脳】優位の人が熱く情熱をこめて話したとしても
相手が【左脳】優位の人の場合
「もう少し理論的に話してくれないと理解できないなぁ。」
と思われては伝えたいことも伝わらないでしょう。
逆に
【左脳】優位の人が【右脳】優位の人に話す時
【右脳】優位の人に
「理屈っぽいなぁ、理屈よりももう少し思いや情熱を伝えてほしいな。」
と思われるのであれば、これも上手くいかないでしょう。
勿論人間は、【左脳】だけで思考する人も【右脳】だけで感じる人もおらず
両方を使っていますが、その時々の相手の感じ方や思考の傾向を感じ取り
コミュニケーションをはかることであなたの伝えたいことがより伝わることになるでしょう。