矛盾の解消が未来を創る
「矛盾の解消が未来を創る」 ２０２１年１０月号
世の中「矛盾」に満ち溢れている。
・・・働き手が足りないと嘆く経営者がいる。
働きたくても雇用がないと困る人がいる。
なぜだろう？
多くの中小企業の経営者の喫緊の課題は「人不足」
製造業は人が足りずに困っている。
応募者も少なく、定着率も悪い。
なのに、コロナ禍による観光産業やエンタメ業界・アパレル
飲食業から多くの人が働く場所を失った。
名だたる大手企業もリストラを加速させている。
「人不足」の中小企業は、社員への還元・投資をしていますか？
ＥＳ（従業員の満足度）を上げる施策に取り組んでいますか？
就業規則に記載されただけの名ばかりの有給休暇や育児休暇ではありませんか？
利益が上がれば、社員に還元していますか？
ハラスメントは受けた当事者が感じるものです。
相手に伝わる言動や行動が行き過ぎていませんか？
働く環境の整備が出来ていますか？
出来ないのを社員の責任にしていませんか？
社員の成長を創造する研修や教育制度がありますか？
働きたくとも雇用がないと困っている人へ
理想を求め過ぎていませんか？
最初から出来ないと諦めていませんか？
場所が変わる・立場が変わる・収入が減る・変わることの
不安があなたの行動を止めていませんか？
プライドが邪魔していませんか？
この企業と人の思いのギャップを解消出来ないか？
企業も人も歩み寄る事が必要です。
行政も働きたくとも働けない人々への支援を急ぐべきです。
人には様々な事情があります。
小さな子供を抱えた片親の場合や病気や事故で働けない人もいる。
親の介護で働けない人もいる。
手を差し伸べなければ生きていけない人への
対応・対策が整っていない世の中は不平等です。
解消することを考えていくと、新たなビジネスが生まれる筈です。
・・・空き家問題に悩む自治体が多い。／住む家がないと困る人がいる。
お互いの求めるものを繋げることは出来ないものか？
考えてみると、ここにも新たなビジネスを生むチャンスが隠れています。
・・・世界はカーボンニュートラルへ舵を切る／日本は原発に固辞し続け高性能火力神話を創り出す。
電力エネルギーは２０兆円近く輸入している。
→再エネの太陽光パネルも当初は日本の技術は優れていた。
世界から逆行するエネルギーへの取り組み、エネルギーの国内生産が少ないのは国にとっての最大のリスクです。
お金をかけるべきところを間違っている。
再エネに舵を切れば新たなイノベーションが生まれる。
今、失われる仕事を優先すれば未来の仕事が完全消滅する。
無くなる仕事があれば、新たな仕事を生み出すことが可能に
なることを信じて進んで欲しい。
その発想が技術へのチャレンジが新たなイノベーションを創り出す。
世の中、矛盾だらけ、その矛盾を突き詰めて欲しい！！
