2014.12.17
「社員が成長するための会社の雰囲気づくり③」
▼結果よりトライを評価する
失敗を叱ったり、責めたりするような空気があると社員の経験値は増えません。
トライを怖がるようになり、「こうやってみたいんです」「こうすればうまくいく
のでは」という、知恵や工夫も出なくなります。小さなイノベーションがしぼんで
しまうということであり、会社にとってこれほど大きな損失はありません。
失敗はその原因を調べて次に活かすべきものであり、失敗自体を叱ったり、責めたり
すべきではありません。
叱ったり、責めたりすると普通の人は発奮するより過剰な緊張を抱えるようになり、
逆に失敗しやすくなります。
結果の成功・不成功より、トライ-そこにある知恵や工夫、勇気を評価し、積極的に
褒めることがむしろ当たり前であるような空気をつくらなければなりません。
(「小さい会社を強い会社に変える方法」第2章 P102~103より)
経営コンサルタント大野尚のコラム
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