【ワークライフハーモニーを生み出す タイム・マネージメント】
【ワークライフハーモニーを生み出す タイム・マネージメント】
充実した仕事をして、より豊かな人生を築くためには、
私たちの人生に与えられた限りある宝物である【時間】の
質を高めることが必要不可欠だと言えます。
多くの行政機関や民間企業からタイム・マネージメント研修の
依頼を受けますが、組織としても働く人たちが質の高い時間を
生みだすことで組織を発展させたいと願っているでしょうし、
働く人たち自身も効果的にタイム・マネージメントすることで
仕事だけではなく個人の生活においても豊かな時間を過ごす
ことを求めているという背景があるのだと考えます。
つまり、貴重な時間を活かしていくことで働く人たちは
効果的な業務と充実した生活を送ることができ、そのような
タイム・マネージメント能力がある人達で構成された組織は
健全に発展成長を続けることが出来るということです。
今回は、タイム・マネージメントの基本となる4つのポイント
についてご紹介しましょう。
■ポイント1.【重要事項に時間をさく】
仕事の優先順位を決定する際、緊急度と重要度によって
判断すべきですが、タイム・マネージメント能力が低いと
緊急度が高いことだけに振り回され結果重要度が高いことに
時間を割くことが出来なくなり成果が上がらないということが
多くなります。
重要度が高いこととは、仕事であればお客様貢献度が高いことや
組織貢献度が高いことであり、プライベートであれば、
精神と肉体の両面において健康となることであったり、
家族など大切な人達と豊かな時間を過ごすことなどです。
重要度の高いことに時間が割けるよう、その他のことで
やるべきことは、出来るだけ短い時間で効率よく進めることが
必要です。
■ポイント2.【余裕を持ってスケジュールを組む】
様々な予定外の仕事や課題が生まれてくることは必然です。
スケジュールを組む際は、予定外の時間に対応することも
織り込む余裕を持つことが大事です。
その際、重要事項については、着手の早さが大切です。
後回しにすると重要案件が重なり余裕が奪われ、
時間に追われて成果を生む取り組みが出来にくくなって
しまいます。質の高い時間をつくるためには、重要事項を
優先し着手するスケジュールを立てることが重要です。
■ポイント3.【ゴールデンタイムを活用する】
一日の中で最もパフォーマンスが上がる時間は、午前中だと
言われています。午前中の時間に重要案件を集中して
取り組めるように一日の流れを組み立てると良いでしょう。
■ポイント4.【締め切りを短めに設定する】
「この作業は、10分で終了する。」など目標時間を自分なりに
設定しゲーム的に進めていくことを薦めています。
「こんどは、8分で終了しよう。」など段階的に目標時間を
短くしていくことで楽しみながら作業時間を短縮出来ます。
作業の時間を出来るだけ短縮し重要事項に時間を割けるように
しましょう。
締め切りがあることに関しては、前倒しで締め切りを設定する
ことで能力も高まりますし余裕をもって進めていくことができ
成果が上がります。
充実した仕事と生活のためにタイム・マネージメント能力を
高めていきましょう。