言語化し書き出すメリット
ドイツの哲学者
イマヌエル・カントは
「手は外部の脳である」
と語っています
手を動かして
書き出すことにより
頭の中のイメージが具体化でき
更に
書き出した言葉を見ることにより
視覚情報として脳に言葉が刻まれ
顕在意識だけではなく
潜在意識も活発化するということを伝える名言だと思います
人間は、イメージできないことは行動化できないと言われています
逆に言えば
言葉として書き出して
言語化することによってイメージが具体化でき
行動を促進させることが出来るとも言えるのではないでしょうか
課題解決や目標達成のために
書き出すことがとても有効ですので
私が担当する研修でも
目指す姿や
抱えている課題や悩み
その達成や課題解決のために起こす行動を
書き出していただくことが多いです
書き出すことのメリットとして次のことが上げられます
■ 脳の中にあるアイデアをアウトプット出来、書き出すことで整理ができる
■ 書き出すことで思考を言語化・具体化・明確化することが出来る
■ 書き出した文字を視覚情報としてインプットすることで思考が広がり深まる
■ 書き出すことで目標や起こすべき行動を意識に刻むことが可能となる
人間の顕在化している意識は
意識全体の4～10％
潜在的な意識は90～96％
だそうです
そして
頭の中で考えるだけでは
潜在意識にアクセスすることは難しいと言われています
書き出しアウトプットすることで潜在的な意識にアクセスでき
様々なアイデアが潜在意識の中から浮上しやすくなるため
書き出すことには大きなメリットがあります
また
書き出したものを定時的に観ることで
視覚情報として脳に届いた情報が
ポジティブなプログラミングにつながることも明らかになってきています
仕事やプライベートで
課題を解決し
目標を達成するために
頭の中にあるアイデアを言葉にする
頭の中で言語化できたものを書き出す
書き出した言葉を繰り返し定時的に観る
この流れを意識的に活用することをお薦めします
シェークスピの時代から
「問題を明確に書き出せば、問題の半分は解決したようなものだ」
と言われていますが
書き出すことにより
起こすべき行動が整理され
解決に向け軽やかに
行動をスタートすることが
出来るのだと思います
言語化して書き出す手法を
意識的に行うことで
行動化が進み
習慣化、体質化への流れが見についてきますので
意識的に書き出すことを行ってみてください
