自己肯定感を高めるためには
自己肯定感という言葉をよく耳にするようになりました
そもそも自己肯定感とは何なんでしょうか?
心理学の定義では
“自分の可能性を信じ、自分は出来るんだという自信を持ち、肯定的に自己を認識すること”
とあります
そう考えられれば苦労はないのでしょうが
現代人の多く(特に真面目な人)が自己肯定感が低いことに苦しんでいると言われています
自己肯定感の高低によってどのような結果を招くのでしょうか?
例えば、困難に直面したときに
自己肯定感が高い人は、「がんばればできるかもしれない」と考えますが
自己肯定感が低い人は、「どうせ自分には無理」とあっさりあきらめてしまうため結果がでないとうデメリットがあります
自己肯定感が特に低いと
自己否定感が心の中に蔓延しどんなに能力がある人でも
エネルギーが枯渇してしまうようです
■自己否定感が強い人(自己肯定感が弱い人)の心理
・自分には無理
・自分には価値がない
・自分は必要とされていない
・どうせ自分なんか
・自分が嫌い
・やっても無駄だ
・仕事も人生も楽しくない
結果として
人から褒められたとしても
”どうせ本心じゃないんでしょう”
”無理に言っているに決まってる”
などプラスのことすら
ネガティブに受け取ってしまい
全てをマイナス要素として考えてしまいます
比べて
自己肯定感が強い人はどうでしょうか?
■自己肯定感が強い人の心理
・自分は出来る
・自分は掛け替えのない大切な存在だ
・失敗を受容できる(次への経験へと変えることができる)
・出来ることからってみよう
・課題に向かうことができる
・仕事や人生を楽しみたい
このように
自己否定感が強いのか
自己肯定感が強いのか
によって大きく心理面に及ぼす影響が違うようです
心理面の影響が
肉体の健康や
課題解決に向けた行動にも
影響を及ぼすため
自己肯定感を高めることが必要です
自己肯定感を高めるためには
自分自身の存在自体を受け入れる【自己受容】が基盤となります
自己否定感をリセットして先ずゼロベースに戻すのが【自己受容】です
具体的には
何かを成し遂げた自分だけを肯定するのではなく
自分のコンプレックスや欠点
短所、失敗だらけの自分
ネガティブな自分さえもそのまま受け入れるよう意識することが【自己受容】です
自身を受け入れ
自身の存在を認めていくことで
行動を起こしやすくなり
課題を解決する可能性が高くなります
自己肯定感を意識的に高めるためには自己受容も含めて
以下の6つのポイントを意識し自分自身を承認していくことが有効です
●自己肯定感を高める6つのポイント
1.自尊感情
自分には価値があると思える感覚(そもそも全ての人には価値があります)
2.自己受容感
ありのままの自分を認めること
3.自己効力感
自分はできると思える感覚(謂れのない自信で結構です)
4.自己信頼感
自分を信じられる感覚
5.自己決定感
自分で決定しているという感覚
6.自己有用感
何かの役に立っているという感覚
自己肯定感を高めることで
行動が積極的になり
自己嫌悪感が減り
不要な劣等感も消えていきます
落ち込んだり
失敗した時こそ
意識的に自己肯定感を高める自己対話を行ってみてください