イキイキ新入社員育成法TCMLとは
この春
新しい仲間として新入社員をお迎えになる企業様も多いのではないでしょうか
新入社員は
生え抜きとして将来発展を支えてくれる正に金の卵ですね
しかしながら
社会経験が無い無垢な状態ですので
やる気を高め成長させるのか?
やる気を削ぎ成長を妨げるのか?
本人が努力することは勿論ですが
会社の育成の仕方によって大きく左右されることは言うまでもないでしょう
そこで今回は
弊社が開発し
多くの企業や行政機関で実施している
TCMLという育成法についてお話しましょう
この手法は
新人のみならず既存の社員の方を伸ばすことにも活用できますので
新人採用予定がない方も参考にして頂きご活用いただければと思います
1.“T”ティーチングとは
Z世代と呼ばれる新入社員の世代は
価値観も多様で
自由に発想出来る良さも持っていますが
反面
社会人として当然持ち得ておくべき考え方や
働く大人としての規範が欠落していることも多いようです
会社に仲間として迎えいれたのであれば
家庭や学校での教育不足を嘆くのではなく
理念を共有し会社に貢献出来る人物に育成するために
“あるべき姿”を徹底して教えるティーチングが必要です
それぞれの存在を認め
コミュニケーションをとり
心理的安全性を高めると同時に
愛情を持った
時には厳しい導きが
共に未来を築くプロフェッショナルをつくることは言うまでもないでしょう
鉄は熱いうちに打てというように
挨拶・返事
正しい指示命令の受け方
適切な報告・連絡・相談の仕方
フォロワーとしての他者支援スキル
積極性・主体性をもった他者との関わり方
など
基本事項が高次元で実践できるように徹底して教えましょう
当然ですが
人は一度教えただけでは身につきません
諦めることなく繰り返し指導し
習慣化・体質化するまで継続するティーチングが求められています
2.“C”コーチングとは
会社の理念
仕事の目的
自分が果たすべき役割を理解し
自発的な行動を導き出すために
大きな助けとなるのがコーチングです
積極的に新入社員の話を聴き
心を開き
未来思考かつ肯定的な質問を投げかけることによって
受身ではなく能動的に行動する強力な仲間をつくることが出来ます
例えば
失敗した場合でも
「失敗する前に戻ってもう一度やり直せるとしたら、どうする?」
「今回の失敗という経験を未来にどう活かす?」
などの質問をすることにより
次に同じ状況となった時のシュミレーションを行うことが出来
自発的に行動出来るようになるものです
またCはcommunicationのCでもあります
SNSネイティブであり
青春時代の多くの時間がコロナ期であった
Z世代は
対面のコミュニケーションを苦手にしている人も多いと言えます
上司や先輩から積極的にコミュニケーションをはかり
なんでも相談できる環境を構築することで
途中退職のリスクを大幅に軽減できます
3.“M”モチベーティングとは
「何のために働いているのか?」
「仕事を通してどのような人になりたいのか?」
動機づけが出来ていないと
困難な問題に立ち向かっていくエネルギーが湧いてきません
目的・目標を新入社員本人が理解し行動を起こせるよう
導いていく必要があります
そのために
会社は何のためにあるのか?
どこに向かおうとしているのか?
将来どのような姿になるのか?
などビジョンを語り
刺激を与え
本人がモチベーションを高めて
仕事に臨めるようにサポートしましょう
Z世代の意識調査では内的動機が高まる会社で働き
自分を成長させたいという意識を持つ人が大変多いようです
新入社員が内的動機を高め成長できるよう導きましょう
4.“L”ラーニングとは
“理解していること”
と
“実践できること”
との間には
大きな隔たりがあるものです
この差を埋めるためには
「意識」→「行動」を継続し
学習していくことが大切です
「行動」を継続し
学びや気づきを得て
改善していく中で
「習慣化」し
更に継続し磨いていくことで
「体質化」が出来
誰からも奪うことが出来ない力を本人が身に付けることが可能となります
継続して学習していくための環境をサポートすることで
本人自身が継続学習出来る力を得ることができるようになります
仕事上
いろいろな企業様にお招きいただくことが多いのですが
伸びている会社は
上記のTCMLの要素が揃っている分析しています
皆様が
金の卵である新入社員を見事に孵化させ
立派に育てられることを心よりお祈りしております
弊社でも4月2・3日の二日間【新入社員合同研修】を企画しております
他社の新人と切磋琢磨し意欲を高め社会人基礎を身に付けさせる機会としてご活用ください
*詳細情報はお問い合わせください