常にチャンスはある
「常にチャンスはある」 2022年1月号
2022年が明けたらと思ったら目の前に2月が迫っている。
オミクロンも迫っている。
昨年(12月)はデルタ株の感染減少にほっと胸を撫でおろし、いよいよ来年は普通?に戻れるのではないか?と淡い期待を持った人も多かったのではないだろうか?
・・・このオミクロンが「終わりの始まりなのか?」「新たな始まりなのか?」、僕にはわからないが、・・・期待は幻に終わり、この深く頭の上に重く覆い被さるモヤモヤも靄(もや)や霧の様に突風により太陽が昇るにつれ晴れてくる。と信じている。
・・・とは言っても、「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」の「終われば始まる」忌々しい繰り返しの終焉はいつなのか?
誰にも分からない。
「こんな感染症如きで負けてたまるか!」の思いで経営者の皆様は知恵と工夫と努力によって日々を精進されていると信じている。
しかし、リスクは突然訪れた。
今のコロナ禍を誰もが予想しただろうか?
その為にリスク対策を講じてきただろうか?
BCP(Business Continuity Plan)=事業継続計画
「企業があらゆる危機的状況下に於かれたとしても、業務が持続・継続出来る方策を用意・生き延びるための戦略・戦術を記した計画書」
リスク(危機的状況)を炙り出せ!
テロ・自然災害(地震・洪水等)・火災・盗難・機密漏洩・システム障害・コンピューター・リコール・感染症・・・
リスクの炙り出しには想像力が必要である。
事業継続が難しくなる局面を皆で発想し言い合えばよい。使い込みもある。上場企業であれば粉飾決算は倒産を招く事にもなる。
商品や製品の横流しもあるかもしれない。
貸倒れ・大量離職による人不足も・・・想像すればキリがない。
そのキリがないリスクを炙り出す事。
リスクに優先順位をつける。
全ての対策を講じる事は必要だが、特に重大なリスク・頻繁に起きそうな事・重要かつ緊急要素を踏まえて順番が必要である。
二次的・三次的要素も炙り出せ
どういう事?
地震があれば津波や火災が起こる可能性もある。
工場や本社が消失したらどうする?
世界的感染症のパンデミックにより製造現場での人不足とEC事業の活況によって、コンテナや船が不足して物流コストの上昇やサプライチェーンの停滞による半導体不足による納期遅れが続いている。
それぞれのリスクに対する防御策を考えろ!
それぞれのリスクに対する復旧策を考えろ!
具体的なBCPの詳細はここでは省きます。
興味のある方は、是非、弊社まで(宣伝になっていますが、・・・)
リスクは常にある。
今や想定出来ない大きなリスクも起こっている。想像すれば限りがない。
僕たち人間は宇宙の地球の歴史の中から生まれた奇跡である。
様々な感染症も戦争や災害も大恐慌も・・・不幸にして倒産した会社も多くの犠牲者を生み出したのも事実です。
それでも未来に生きている企業がある。人々がいる。
奇跡によって生まれた僕らは、会社は・・・
「陰陽のバランス」・「潮の満ち引き」、「裏があれば表がある」。
リスクは常にある。
逆にチャンスも常にある。
是非、BCPの計画を立案するときはチャンスを見出し、未来を創造する強かさ(したたかさ)と地球と社員を愛する優しさも沢山込めて下さい。