2018.06.05
目標達成のための行動遂行要因 【結果予期】と【効力予期】
【結果予期】と【効力予期】
目標達成のための行動遂行要因として
・【結果予期】
・【効力予期】
があげられます。
今回はこの目標達成のために重要な2つの行動遂行要因についてご紹介しましょう。
■【結果予期】とは
生み出す結果のイメージを明確に持ち、
結果を生み出すメリットを感じることです。
オリンピック選手がオリンピックの時に金メダルを首にかけ
表彰台の真ん中に立っているイメージを強くもって練習に
あたることもこの結果予期だと言えます。
つまりゴールに立った時のイメージを明確に持つことで
脳はプラスの行動を促進させることができるということです。
■【効力予期とは】
結果予期でイメージ出来たゴールへ向かうために具体的な
行動を促進するのが効力予期です。
効力予期とは自分は行動を起こすことが出来るという確信
とも言えます。
効力予期を高める具体的な方法として以下の5つがあげられます。
1.達成経験
最も重要な要因で、自分自身が何かを達成したり成功したりした経験
2.代理経験
自分以外の他人が何かを達成したり成功したりすることを観察すること
3.言語的説得
自分に能力があることを言語的に説明されることや言語的な励まし
4.生理的情緒的高揚
心地よかったり気分が高揚したりすること
5.創造的体験
自己や他者の成功経験を想像すること
このように【結果予期】と【効力予期】がイメージできると
脳はクリエイティブになり行動促進が出来ます。
ビジネスシーンやスポーツの世界では勿論ですが、
人生に起こる様々な課題を解決していくためにも
この【結果予期】と【効力予期】を活用することが出来ると言えます。
目標達成のための行動遂行要因 【結果予期】と【効力予期】