post-0業務スピードを向上させる 【メンタル・アジリティ】

2020.03.03

業務スピードを向上させる 【メンタル・アジリティ】

 

仕事の質は

正確性と迅速性において決定します

正確性が満たされている状況であれば

迅速性が仕事の優劣を決定づける要素だと言えるのではないでしょうか

 

企業においては

業務スピードを向上させることが

競合他社への優位的な差別性を高めるための必須要素ですし

個々の社員の方々にとっても

良好なワークライフバランスをとるために

業務スピードの向上は

今後益々求められる要素であると考えます

 

業務スピードを向上させるための考え方として

【メンタル・アジリティ】という概念が有効です

【メンタル・アジリティ】とは

精神的な敏捷性と訳され

複雑な状況下で同時並行的に生じてくる課題を

迅速に処理するための思考法です

 

弊社でも

【業務改善研修】【ワークライフバランス研修】などで

【メンタル・アジリティ】を向上させるための

トレーニングを実施しています

 

今回は【メンタル・アジリティ】を向上させるための

7つのポイントをご紹介しましょう

 

■NO.1 物事を多面的に捉え・大局的見地から対処する

物事を大局的な見地から

多面的に捉えることが

業務を効率的に進行させるための第一歩です

 

実際には

頭の中だけで考えるのではなく

書き出すことが有効です

 

初期段階で物事の見方が偏ったり

漏れがあったりすると

正しく判断が出来なくなってしまいます

漏れなく課題をあぶり出し

全体像を明確化することが重要です

 

■NO.2 むやみに慌てふためかない

慌てふためくことで正しく判断できなくなります

また

焦りから

近視眼的になり

思いついたことに飛びついてしまい

重要かつ緊急な優先度が高い事項が

漏れてしまう恐れがあります

 

深呼吸し

脳に酸素を多く送って

落ち着いて対応することを意識しましょう

 

■NO.3 感情的にならず冷静に対応

自然災害や事故などの緊急時対応では

特に

感情的にならず

冷静に対応することを意識することが重要です

 

感情面に振り回されると

脳内のエネルギーの消耗も激しく

判断力が鈍化してしまうので

自分が感情的になっているなぁと感じたら

自分自身を客観視し

「大丈夫!冷静に対応出来る!」と

自分に声をかけてください

感情面に振り回されず

冷静に対応できる契機として

このようなセルフトーク(自己との対話)が

大変有効です

 

■NO.4 本質的な目的を意識し行動する

いくらスピードが早くても

本質的な目的から乖離してしまうと

良い仕事はできません

会社の理念など

本質的な目的を

判断の際に意識することが重要です

 

目先の成果だけに囚われず

目的を意識し本質的な判断をすることが必要です

 

■NO.5 適切な解決策を講じる

「リスク回避の必要度」

「容易度と迅速度」

「費用と効果」など

多面的に考察し

有効な解決策を講じることが重要です

 

■NO.6 迅速に対処する

NO.1~NO.6まで進行させたら

迷わず迅速に行動することが必要です

行動することで答えがでるため

改善スピードが増してて行きます

 

実際のビジネスシーンでは

完全なプランを構築する猶予がない場合が

殆どではないでしょうか?

また

実際に行動して

検証してみなければ

プランが有効なのかどうかもわかりません

 

仮設を立てたのであれば

迅速に行動することが成果を生むために

不可欠な要素だと言えます

 

■NO.7 現実的・客観的・実務的な対応をする

素晴らしいことでも

直ぐに行えないこともあります

使える資源(人/物/お金/時間など)を

現実的に把握し

客観的に状況を分析し

実務を行うことが必要です

いきなりBESTでなくても良いので

GOODを積み重ねていくことが業務を向上させます。

 

【メンタル・アジリティ】は

通常業務で有効なことは勿論ですが

自然災害や突発的な事故など

予測不能な状況下で

判断していく際の思考法としても

活用することが出来ます

 

今回ご紹介した7つのポイントを活用され

業務スピードを更に向上なさることを期待いたします

業務スピードを向上させる 【メンタル・アジリティ】

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