post-0【部下を伸ばす叱り方10カ条】

2017.05.08

【部下を伸ばす叱り方10カ条】

【部下を伸ばす叱り方10カ条】

部下を指導し行動をつぶさに見守り、成果を出したり

成長したりしたことは褒め、出来なかったことは、

次に出来るように導き、部下の更なる成長のために

叱る必要がある場合は愛情をもって叱る。

 

部下を伸ばす上司の方々は、褒め方と併せて叱り方も上手いと

言えます。

今回は、部下を伸ばす叱り方をしている上司の方々の共通する

要素を【叱り方10カ条】としてまとめてみたので紹介しましょう。

 

■NO.1 感情的に叱らない  怒る=感情 叱る=愛情

感情的に叱らないためには、一度、深呼吸をして、気持ちを

落ち着けてから、叱るといいでしょう。

感情的に叱ってばかりいると、上司の意図するところは部下に

伝わらないばかりでなく、反発を強めたり、情緒不安定を

招いたりする結果となります。

 

■NO.2 部下の言い分を聞かずに、叱らない

部下の話を聞かずに、頭ごなしに叱ってはいけません。

まず、冷静に、部下の話を聞いきましょう。

 

■NO.3 くどくどといつまでも叱り続けない

上司の意図が伝わらないばかりでなく、伝えたい内容は心に

残らず、怒られているという印象だけが強く残ってしまいます。

 

■NO.4 自分の都合で叱らない

上司の都合で叱らない。

叱ることは、部下の成長をたすけることであって、上司の感情を

ぶつけることではありません。

 

■NO.5一緒になって叱ることは避ける

複数の上司で一緒になって叱ることはさけましょう。

部下の逃げ場がなくなってしまいます。

一人の上司が叱れば、別の上司がフォローするという形が

理想的です。(お母さんとお父さんの役割)

 

■NO.6 誰かと比べて叱らない

「○○君は優秀だぞ、なのに君は・・・」

「○○君はもっと早くできていたのに君は・・・・」と

誰かと比較してはいけません。

ひがみや劣等感を生みプラスのエネルギーを生みません。

 

■NO.7 昨日と今日で言うことを変えない

一貫性を持って叱らないと、部下は上司に不信感を抱きます。

また、他の上司とも組織の理念に基づいた統一性を持たせましょう。

上司によって言うことが違うと、部下は迷ってしまいます。

 

■NO.8 全人格を否定する言葉や部下を完全に突き放す言葉を使わない

「お前はなんて馬鹿なんだ!」など全人格を否定する言葉や

「お前のことはもう知らない。!勝手にやれ!」

「お前はこの仕事に向いていない。辞めろ!」など、

部下を突き放す言葉は心に深い傷となって残り、

反発・反動的な行動を促す結果となります。

 

■NO.9今叱っている内容に付け加えて、昔のことまで引っ張り出して叱らない

叱っていると、そのことに関連した過去の過ちも思い出し、

つい昔のことまで叱ってしまう上司は多いようです。

終わってしまったことを言っても意味が無い上、

現在叱っていることについての改善行動が起こりにくくなります。

 

■NO.10 愛情のない叱り方をしない

叱ることは、部下を育成・成長させるために行う行為です。

ベースに上司としての愛情がなければ、いかなる叱り方も効果を

生みません。ゆるぎない愛情をもって叱ることです。

 

 

叱ることが上手な上司は、部下と積極的にコミュニケーションをとり、

部下の良いところも積極的に褒め意欲を高めています。

そのように自分のことを根本で認めてくれているからこそ部下も

上司の叱りを受けとめ自身の成長に繋げていけるのだと考えます。

 

 

【部下を伸ばす叱り方10カ条】

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