時という宝物を輝かす タイムマネージメント
【時という宝物を輝かす タイムマネージメント】
私たちに与えられた有限の宝物である【時間】。
1日24時間は、私たちに等しく与えらえていて、
何人も25時間や26時間とその時間を増やすことは叶いません。
この時間という宝物をどのように活かし輝かせるかが、
私たちにとって大変重要だと言えます。
今回は、この時間を活かす手法【タイムマネージメント】
について書いてみます。
タイムマネージメントとは、直訳すると“時間管理”という
意味になりますが、単なるスケジュール管理術を超えて、
有意義な人生を送り、より良い仕事をするための
効率性生産性の向上、モチベーションアップや
精神の安定にも繋がる【革新的な時間管理の手法】
(タイムイノベーション)だと私たちは定義しています。
このタイムマネージメント力を身につけると、
次のようなメリットがあります。
●自由な時間を増やすことが出来る
●重要度の高い事柄に集中することが出来る
●少ない時間の中でも成果を上げることが出来る
●不要なストレスが軽減する
●質の高い仕事が出来る
●より豊かな人生が歩める
では、具体的にはどのように取り組めばよいのでしょうか?
ポイントを7つまとめてみました。
■ポイント1 全てのやるべきことを書き出す
やるべきこと、やりたいことを全て書き出して顕在化させます。
抜けや漏れがあると非効率的になるため、全てを書きだすことは
タイムマネージメントにおいて大変重要なプロセスです。
■ポイント2 何をどの時間に行うのかスケジューリングする
重要度と緊急度によって優先順位を決定します。
この際、緊急度は低いが重要度が高い項目について
見落とさないようにすることが重要です。
なぜなら納期や締め切りがある緊急性が高い項目については
意識化し易いのですが、緊急性を意識することが薄い将来を
築いていくための重要度が高い項目を行うことが後まわしと
なることが多いからです。
■ポイント3 目標と行動を具体化する
目標とするレベルを明確化しそのための具体的な行動を
可能な限り数値化する。
例えば、「営業活動を行う」ではなく「営業訪問を5件行い、
内2件の成約を目指す」など。
その際、目標レベルは現在できるレベルよりも少し厳し目に
設定。そうすることで段階的にレベルアップし易くなり
自己肯定感も高まります。
■ポイント4 余裕をもつ
ギチギチのスケジュールを実行しようとすることは、
非現実的です。なぜなら様々な予想していなかった
事柄が起こることが必然だからです。
そのため、1日の業務時間が8時間の場合、
出来れば行うべきことを6時間で終われるようにし、
残りの2時間を予測していなかった事柄に対応する時間と
すると良いでしょう。
予測外の事柄が起こらない場合は、その時間は、
緊急でないが重要な項目(自身のレベルアップ・後輩や部下の
育成など)に活用できます。
■ポイント5 作業はゲーム感覚で
行わなければならない作業は、時間効率をあげるために
ゲーム感覚で時間短縮をめざしましょう。
昨日5分かかった仕事を4分45秒で行うなど目標を立てて
記録更新すると楽しみながら効率アップがはかれます。
■ポイント6 ゴールデンタイムを活用
最も自分のパフォーマンスが上がる時間帯に能力を
使う仕事を行う。一般的には午前中が脳や身体の状態が
良くパフォーマンスが上がると言われています。
自分のゴールデンタイムを知り活用しましょう。
■ポイント7 締め切りは短めに設定
自らの締め切りは、他者との約束の締め切りよりも短めに
設定し、余裕時間をつくるようにします。
締め切りに追われると仕事の精度も低くなりがちです。
私たちの宝物である【時間】。
終われるのではなく、より良い仕事しより良い人生を
生きるために主体的に活用していきたいものですね。