不安を解消するアウトプット法
新型コロナウィルスによる混乱が長期化する中で
多くの人たちが健康面や経済面など
様々な不安を抱えていらっしゃることだと思います。
不安は
人間であれば誰もが持つ感情であり
不安を感じることは
人間として自然なことだとも言えます。
しかし
不安に押しつぶされ
自らのエネルギーを下げ
大きなストレスを抱え込み
そのことが更なる不安を招くという悪循環に陥らないことが
充実した仕事をし
いきいきとした生活を送るためには
必要ではないでしょうか。
今回は
不安を抱え込まず
解消するためのアウトプットの仕方をご紹介します。
アウトプット法1【話す】
不安を解消しようと
一人で頭の中を整理しようとしても
同じところを考えがグルグルとめぐるだけで
かえって悩みが増えてしまいます。
自分の思いを言葉として
アウトプットすることで
自分自身の状況を整理することができ
不安解消に向けたアイデアも生まれやすくなります。
コロナ禍の中で
人との接触を制限せざるを得ないような場合
面と向かって話すことができなくても
電話やSNSを使って他者へ話す機会をつくることが
コロナによる不安に押しつぶされないためにも
良い方法の一つだと言えます。
愚痴や不満
不安や悲しみなどの
負の感情さえも正直に話せる人間関係を
日頃から構築するように努めることも重要ですが
誰にも打ち明けられない不安もあるでしょう。
そんな時は
大きな声をだせる山や海辺
カラオケボックスの中などで「不安なんだ!バカヤロー!」
と何でも良いので大声をだすことも不安解消に繋がります。
つまり
頭の中の不安というモヤモヤを
話すという行為によって
外にだすことが重要だということです。
アウトプット法2【書く】
書き出すことも不安解消に有益なアウトプット法です。
自分の不安を書き出すだけでも
ストレスの解消になります。
また
書き出すことによって
自分の悩みの原因が何であるのか?
明確化していくことができ
不安解消の方法を
客観的に思考することが可能となってきます。
ドイツの哲学者カントは
「手は外部の脳だ」と言っていますが
手を使って自分の思いを文字として書き出すことで
不安を解消するための方策を描きだすことが
可能となることを示しているのだと言えます。
アウトプット法3【運動する】
椅子に腰かけじっと考えるだけでは
不安は解消されないどころではなく
更に増大してしまいます。
どうしても強い不安があるのなら
体を動かすことを行ってください。
出来れば
外に出てランニングや散歩することが有効ですが
外出が難しい場合は
椅子から立ち上がり窓を開けて
ストレッチなどの運動をしてみることも
不安解消に大きな効果があります。
運動をすれば
幸せホルモンと言われる脳内伝達物質セロトニンが活性化し
怒りのホルモンであるノルアドレナリンを正常化したり
脳内を鎮静しリラックスさせ
ネガティブな感情を消し去ってくれるという効果があります。
アウトプット法4【感情を表出する】
喜び、怒り、哀しみ、嬉しさなど
どれも人間が持つ豊かな感情です。
感動して泣いたり
悲しみに触れ涙を流したり
怒ったり、喜んだり
感情を抑えるのではなく
意識的に表に出してみましょう。
本を読んだり
映画、音楽、演劇、芸術、スポーツなどを鑑賞して刺激を受け
感情を素直に解き放つことが不安解消に繋がっていきます。
アウトプット法5【今出来ることに集中する】
大きな不安を抱えている場合
一気に解消することは、そんなに簡単ではないでしょう。
そんな時は
今出来ることに集中して行動することが良策です。
今出来ることに集中している間は
不安を忘れることも出来ますし
千里の道も一歩からと言われるように
大きな不安も
目の前のことを一つ一つ
一生懸命に取り組むことで解消に繋がっていきます。
以上
不安を解消するための5つのアウトプット法をご紹介しました。
不安は、誰もが持つ自然な感情ですが
不安に苛まれるのではなく
不安を解消するためのアプトプット法を活用し
ストレスフリーな生き方を模索していきたいものです。