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2022.09.01

柔軟な思考力をトレーニングする

体が硬いと肩こりや腰痛が起こりやすくなったり

ケガをしやすくなったりします。

また

血行が悪くなり

痩せにくくなるなど

体にとってさまざまな良くないことが起きる要因となることは良く知られています。

スポーツ医学では

体の柔軟性は、日々のストレッチなどの

トレーニングによって改善できることが証明されています。

 

同じように

思考の柔軟性も意識的にトレーニングすることによって

どんどん柔らかくしていくことが可能だと言えます。

 

頑固に凝り固まった頭では

仕事や人生の課題に対応していくことも困難になるでしょうし

人間関係においても障害が生まれる可能性が高くなってしまうでしょう。

 

今回は、思考を柔軟にするための3つのポイントについて触れていきましょう。

 

ポイント1.意識的に心の壁を下げる

自分の考え方に囚われず

他者の話を固定概念を排除し

素直に聴いていくトレーニングをすることで

多様な考え方やアイデア、情報を得ることが出来るようになります。

心の壁を下げることを意識して

他者と接することにより思考の柔軟性が増していきます。

あの人の考えは間違っているなどと

軽々に判断したり

決めつけたりすることを避け

オープンな心で他者と接していきたいものです。

頑なに相手を批判的に見るのではなく

自分との違いを楽しむ心の余裕を持つことも必要でしょう。

 

ポイント2.心のアンテナの受信感度を高める

様々な情報を多方面から受け入れ

心のアンテナの受信感度を高めていくことにより

思考の柔軟性が増していきます。

自分の好きなことや仕事に直接関わることだけでなく

広く様々な情報に接していくことを意図的に行うとよいでしょう。

例えば

書店に行って自分が全く興味がない分野の本を見てみる

いつも通っている道ではない別の道を選んで歩いてみる

旅行やキャンプなど日常と違う環境に身を置いてみる

など

小さなことからで良いので

心のアンテナの受信感度を高める努力をしてみたいものです。

 

ポイント3.変化を恐れず楽しむ

予測がつかないことが起こるのが

世の中であり

私たちの人生です。

勿論、考えられうるリスクをシュミレーションし

未然に防ぐことは重要ですが

変化や予測不可能なことを恐れず前向きに取り組んでいくことが必要です。

 

「なんとかなる!」と

楽観的に捉え

例え苦しい状況であっても

楽しみながら対応していくことで

柔軟な思考を段階的に手に入れていくことが出来ます。

不要なストレスも軽減出来ますし

脳が委縮せず

ポジティブで課題解決に有効なアイデアも生まれやすくなるというメリットがあります。

 

私たちの大切な体は

トレーニングすることで柔軟性を増し

より健康な状態へ近づいていきます。

同じように脳(心)についても

意識してトレーニングすることによって柔軟な思考力を習得することが可能となっていきます。

 

思考が凝り固まってきそうになったら

今回の3つのポイントを意識して思考を柔らかくして頂ければ幸いです。

柔軟な思考力をトレーニングする

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