post-6957脳をプログラミングする ポジティブ・セルフトーク

2023.05.30

脳をプログラミングする ポジティブ・セルフトーク

心の中で考えていることが、セルフトークです

心の中で呟いている独り言といってもいいかもしれません

 

スポーツ心理学の研究では

選手は、自分が考えたり感じたりしているとおりの行動を

試合で出すことが実証されています

つまり

自分のイメージする言葉が

自分自身の脳をプログラミングし

脳でプログラミングされたことを元に

人は行動を起こすということです

 

セルフトークがポジティブであれば

行動も前向きになり成果に繋がりやすく

セルフトークがネガティブであれば

行動は後ろ向きとなり

どんなに能力が高い人でも成果が出る可能性が

低くなる恐れがあると言えます

 

人は誰でも始終前向きではいられないでしょう 

しかし

無意識のまま

「自分を否定するようなセルフトーク」を呟き続けることは

可能性に蓋をし

充実した仕事や生活を行うことを自ら手放すことに繋がりかねません

自身の脳のプログラミングがネガティブなものであれば

修正し

時間を要してもポジティブなプログラミングに

書き換えていくことが大切だと思います

 

では

どのように置き換えていけばよいのか

ポジティブセルフトークのための3つのポイントをご紹介してみましょう

 

ポイント1.自己効力感

ネガティブ・セルフトークの代表とも言えるのが

「だめだ。自分には出来ない。」というものです

どんなに素晴らしいハイスペックな脳でも

「できない」とインプットしてしまうと

「できる可能性」は限りなく0に近くなってしまいます

「直ぐには完璧にできなくても、自分は少しづつでも出来るようになれる」

と考えた方が現実的ですし

自分は行動を起こすことができるという自信にも繋がっていきます

心理学でも

謂れのない自信でも良いので「自分はできる」と考えることが

パフォーマンスを向上させることに繋がることが証明されています

 

ポイント2.失敗受容感

「失敗したらどうしよう」

と考えすぎてしまうと

行動自体が起こせなくなり

成功の可能性に蓋をしてしまいます

「失敗は成功の元、先ずはトライしてみよう」

「失敗しても自分は失敗から学び、自分の人生をより良くしていくことが出来る」

とポジティブ・セルフトークに置き換えることを習慣化してみましょう

 

ポイント3.自己親愛感

「自分は駄目な人間だ」

と念じつづけると

どんな人でもダメな方向へ自身をミスリードすることになってしまいます

誰もがダメなところも良いところももっています

課題を分離して

「自分の課題はココだな 課題解決に向けて行動してみよう」

「自分の良い点はココだな 更に特性を伸ばしていこう」

と考え行動していくトレーニングをすると効果的です

自分自身の良いところも

課題も全てを受容し

自身を愛していくことでポジティブなエネルギーが生まれてきます

 

人生では

簡単にポジティブに捉えられないような

シリアスな状況に直面することもあるでしょう

また

豊かな感情をもつ私たち人間は

悲しんだり落ち込んだりすることも当然あります

そのような状況下においても

破滅的な行動へと自らを追いやるのではなく

自身のセルフトークを意識的にプラスへ変えていくことで

危機を脱し豊かな未来へ繋げていくことが出来ると考えます

 

大切な脳のプログラミングをするのは

私たち自身です

セルフトークの仕組みを理解し

ポジティブ・セルフトークを習慣化してみましょう

 

脳をプログラミングする ポジティブ・セルフトーク

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